井田農園のこだわり

井田農園の歴史

井田農園のこだわりは何と言っても歴史にあります。私の祖先は今から300年以上前(元禄9年、西暦1696年)にこの地に移り住みました。それ以来今日まで、自然の恵みを受けてこの地で農業をさせていただいています。
時には自然と戦い、現代の私たちには想像も出来ない数々の苦労があったと聞きます。その苦労の上に今の私たちがあります。
先人たちへの感謝を胸に刻み、これからもこの地で農業をしていきたいと思います。

木を植えて開拓した三富新田開拓

私が住んでいる三芳町上富、そして所沢市の中富、下富をあわせて「三富」と呼びます。
この地域は、元禄7年から9年(1694年~96年)にかけて当時の川越藩主だった柳沢吉保によって開拓されました。
その面積は、1400ヘクタールにも及びます。
その中の幅40間(約73メートル)、奥行きはなんと375間(682メートル)にも及ぶ土地を1軒の農家が野菜を生産しています。

祖先に守られて

この地域の特徴として、各家の畑の中にそれぞれのお墓があります。我が家のお墓も畑の中にあります。そこには先祖代々のお墓と墓誌があり、祖先たちの名前が刻まれています。ここに来ると祖先に守られている気持ちになります。

当時の面影をしのぶ旧島田家住宅

井田農園から歩いて1~2分のところに、三富新田の歴史と文化を学ぶことができる古民家「旧島田家住宅」があります。
まるでタイムスリップしたかのように当時の生活の様子を伺うことができます。
入場無料ですので、気軽に立ち寄ってみてはいかがですか。